脱ステロイド|ステロイド離脱時期の入浴について

更新:2017-12-10


この記事では、ステロイド離脱時期の入浴方法について、私の体験を交えながら記しす。

免疫不全状態にあるステロイド離脱時において、入浴は非常に体力を消耗する行為である。よって入浴回数、入浴時間、入浴方法(シャワーか湯船利用か)、使用石鹸・シャンプー類、タオルの使い方に至るまで慎重に選択し、皮膚の状態や体調に合わせて適宜調整されるべきである。

 

悪寒が入浴欲求を生む

滲出液が出ている時期(私の場合は、ステロイド離脱を開始後~2ヶ月間)は、滲出液で湿ったシャツを着たままでいると体表から熱が奪われ寒く感じていた。そうであるから、時間帯に関わらず、すぐに入浴していた。深夜2時頃、悪寒で目が覚め、入浴したこともあり、入浴回数は多い時で一日3回もあった。

しかし、この頻回の入浴が体力低下を引き起こし、後にカポジ水痘様発疹症を誘発することになったと考えられる。(※カポジ水痘様発疹症は、免疫機能が低下した状態で発症する)

滲出液が出ているときは、極度の悪寒を感じるが、そのために複数回の入浴を行うのは体力を消耗するだけである。寒さを紛らわすには白湯を飲むこと、暖房を入れることなどである

 

入浴はなるべくしないこと

入浴行為は新生した皮膚の細胞を洗い流したり、体力低下を引き起こしたりするため、極力制限しなければならない。入浴はシャワーのみ、10~15分程度の短時間、それもなるべく毎日入らない方法をとるのがよい。

もちろん雑菌を洗い流す利点があるため、適度な入浴はすべきと考えるが、それも10~15分のシャワーで洗い流せる。シャワーの流水で自然に洗い流すようにする。

皮膚が回復してくるにしたがい、半身浴ができるようになる。滲出液がおさまり、痂疲(かひ:かさぶたのこと)の生成速度が糜爛になる速度より優位になるころが目安である。シャワーの勢いで余分な落屑を洗い流すことにとどめ、強く皮膚をこすらないことが肝心である。

 

石鹸は『牛乳石鹸 青箱』

石鹸選びは、合成化学製品のシャンプーやボディソープは厳禁である。化学合成されたシャンプーやボディーソープは界面活性能力化学物質がとても高く、ステロイドリバウンド中の皮膚を傷めてしまう。

昔ながらの固形石鹸を使うこと。私は牛乳石鹸の「青箱」を使用した。「赤箱」も売られているが、赤箱は保湿成分スクワランを含むため保湿を控えるべきステロイド離脱期間中は好ましくない。今思えば石鹸を全く使わないという選択肢もあったであろう。「皮膚は石鹸でキレイにしなければならない」という固定観念ほど恐ろしいものはない

 

糜爛部位の身体の洗い方

タオルは使わず、石鹸用の泡立てネットを使い、泡を皮膚に置くようなイメージで身体を洗った。タオルを使ったこともあったが、私にはタオルの繊維が痛く感じ、私には合わなかった。

糜爛部を石鹸で洗わない方法もある。もちろんその場合はシャワーで洗い流すのみ。「垢がついているようで、なんだか気持ちわるい」という場合に石鹸を使った。これは、皮膚の衛生面からというより、ジュクジュクした気持ち悪い状態をなんとかしたいという心理的ストレスから来るものであろう。ケースバイケースといえようか。

痂疲が出来始めると、石鹸を使うと皮膚に痛みがあるため、石鹸を使うのを控えるようにした。そして、充分に皮膚が元通りになってから再度石鹸を使い始めた。

要は、実際にお湯で流す場合と石鹸を使った場合とを比べて、あなたにとって皮膚刺激が少ない方法を選択するのがよいだろう。本人しかわからない感覚であるから、皮膚の刺激と心理的影響とを考慮して、入浴のプランを練るべきであろう。

 

以上が私がステロイド離脱時にとった入浴方法のまとめである。参考にしていただければ幸いである。

 




 

 

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