滲出液が出るリバウンド期がひと段落すると皮膚に赤みが残る状態が続きます。その赤みが持続する間は、さらにリバウンドが起こる可能性があり、赤みが消えているのならばリバウンドが起こらない可能性が高くなります。

今回は、その赤みが消える様子を図解しました。経過判断の参考にしてください。

①全体に赤みが残る皮膚
①全体に赤みが残る皮膚

①脱ステ後の赤みのある皮膚。赤みには痒みがあります。

②赤みがひき、点在した赤みが集合
②赤みがひき、点在した赤みが集合

②全体の赤みがひいていきます。局所的に赤みが残っており、赤みのまだら模様の状態となる。
点在する赤みは、お互い同士が引き合うように自発的に集まってくる(自己集合)。

③集合した赤みはいったん大きな赤みへ
③集合した赤みはいったん大きな赤みへ

③集まってきたところは比較的大きく、色も濃い赤みとなり、その部分だけに痒みがある。

④膿の様なものを出しながら、赤みの縮小化はじまる
④膿の様なものを出しながら、赤みの縮小化はじまる

④自己集合した赤みは日数の経過とともに次第に小さくなる。その過程で、膿のような黄白色の粘性物を出す。

⑤もとの皮膚に戻る。

私の場合は、右肩上部、みぞおちに上記のような赤みの変遷がみられました。

その領域は、脱ステ後の色素沈着がなかった箇所であり、どうやら色素沈着がないところには、このような赤みの引く現象が見られるのではないかと推測されます。色素沈着が強いところは、こんなに赤くは皮膚の色が観察できません。

②図のように、赤みが自発的に集まってくるというの現象が科学的にとても興味深いと思います。一つの自己集合化現象ではないかと私は考えています。

敢えて人為的な外力を加えなくても、物質が自発的に秩序を保った動きをしてパターンが現れること、これを非線形科学の分野では自己組織化 [self-organization] といいますが、脱ステロイドの過程でも見られたのではと思うと、ちょっとした科学的探究心がそそられます。

コメントを投稿できます。お名前、メールアドレス、ウェブサイトは任意記入です。