この記事では、脱ステロイドに成功するためのさまざまな要因について記します。

まずは、つぎの資料をご覧ください。

(skin)ステロイド剤を使用しない人の特徴

上の資料は、もともとステロイド剤を使っていなかった人がアトピー性皮膚炎と診断されたときに、ステロイド剤を使用するかしないかの条件を数式で表現したものです。

因子は2つ考えられます。まず、家庭環境。薬を使わないで病気を治してきた親御さんのもとで育ったのなら、薬とは縁遠い生活環境にあります。すると、ステロイド剤を処方されたとしても「なんでこんなん塗らなあかんねん??」と思います。ステロイド剤を使う確率は断然低くなります。また、本人が薬の副作用について知識があり、薬の後遺症によって苦しめられている事例を知り、忌避傾向があるのなら、ステロイド剤を処方されても本人は使用しないでしょう。こらら2つの因子は、お互い独立関係にありますが、どちらかがゼロであっても、他方が一方を凌ぐほど強ければ、ステロイド剤を使用することはないでしょう。このケースでは、ステロイド剤の副作用に苦しめられることはないでしょう。

 

では、次の資料をみてください。私たちステロイド剤使用者の場合を、同じように数式で表現してみました。

(skin)脱ステロイドにふみきる条件

ステロイド剤使用者が脱ステロイドを成功させるに必要な因子を大きく3つに(細かくは5つ)分類してみました。

まず、ステロイド否定派の医師に出会うこと。脱ステロイドを1人ではじめ、成功した方もいるかもしれません。しかし、医師免許を所持する医師がステロイドを否定しているということ、そして、脱ステロイド期間中、必要ならば脱ステロイドに理解のある医師の助言を得られること、これらのメリットは計り知れないほど大きく、脱ステロイドを勇気付け、後押ししてくれる要因です。最近では、脱ステロイドに関してシンポジウムが開かれ、書籍も流布してきましたので、ステロイド否定派の医師に出会う確率は年々高くなっています。あなたが信用の置けるステロイド否定派の医師をみつけることはリバウンドを進める上で重要だといえるでしょう。

2つ目の要因は、医師以外からステロイド治療に関する否定的な情報を得ることです。脱ステロイドに関する書籍は年々数を増し、インターネットの普及からフェイスブック、ミクシーなどSNSにステロイド被害の情報が充実してきました。英語に自信のある方は、「topical-steroid withdrawal syndrome blog」(ステロイド外用剤離脱症候群 ブログ)などと検索してみてください。海外では草の根レベルで脱ステロイドに関する情報がひろまっています。患者同士の情報、体験談などなど医師以外の患者による情報というのが大事です。患者人が自らの手で、口で体験談を語っている事実、これは計り知れないほど私たちを勇気付けてくれます。著者である私も、脱ステロイドにふみきった当初は、ネットで検索をしまくり、ブログを中心に生の体験談をかき集めました。

3つめの要因は、細かく分けると3種類にわかれます。これらは、本人の精神状態を反映しています。ステロイド治療に対する不安感、不信感、危惧感、これらを総称してステロイドへの否定感が、脱ステロイドを成功させるもっとも大きなパラメターとなります。要は、本人のやる気がなければ、何事も成功しないと同じように、脱ステロイドに関しても、本人の「絶対やってやるぞ!」という強い意志が脱ステロイドを成功させ、リバウンドを乗り切る要因となります。否定的な感情ばかり並べましたが、当の著者も、「こん畜生!」「俺の墓場にステロイドなんかもっていってたまるか!!」などなど、罵詈雑言を並べてリバウンドを乗り切ったものです笑

以上、大きく3つの因子を並べましたが、これらどの因子もゼロに限りなく近ければ、脱ステロイドは成功しにくいと著者は考えています。積の関係性です。ひとつがゼロなら全部ゼロになってしまう・・・。脱ステロイドを成功に導くには、ステロイドに関する事実を知ることが重要です。

 

脱ステロイド成功の秘訣。それは、事実を見据え自分自身と向き合うことです。

 

では、また次回の記事でお会いしましょう。

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